温泉分析

温泉とは? 温泉とは、地中から湧出(ゆうしゅつ)する温水、鉱水、水蒸気、その他ガスで摂氏25度以上の温度があるか、また、25度未満であっても特定の物質のうちいずれか一つを有するものをいいます。

温泉成分分析および可燃性ガスの安全対策 衛生面、温泉利用者への信頼性の観点から、温泉法にて10年に1回の温泉成分分析を行うことが義務づけられています。また、可燃性天然ガス(メタン)の確認も必要となります。 当社は、温泉の登録分析機関(登録番号:16山梨み自第3号)です。お客様が安心して、温泉をご利用いただけるよう、信頼のある分析を行います。

温泉成分分析

温泉法で、温泉利用事業者に対して10年に1回の温泉成分分析と、その結果に基づく掲示内容の更新が義務付けられました。

温度

摂氏25度以上(源泉から採取されるときの温度)

物質

下記に揚げるもののうち、いずれかひとつ

温泉法 第2条(定義)別表より

物質名 含有量(1kg中)
溶存物質(ガス性のものを除く) 総量1,000mg以上
遊離二酸化炭素(CO2)(遊離炭酸) 250mg以上
リチウムイオン(Li+) 1mg以上
ストロンチウムイオン(Sr2+) 10mg以上
バリウムイオン(Ba2+) 5mg以上
総鉄イオン(Fe2++Fe3+) 10mg以上
マンガン(Ⅱ)イオン(Mn2+)
(第一マンガンイオン)
10mg以上
水素イオン(H+) 1mg以上
臭化物イオン(Br) 5mg以上
よう化物イオン(I) 1mg以上
物質名 含有量(1kg中)
ふっ化物イオン(F) 2mg以上
ひ酸水素イオン(HAsO42-)
(ヒドロひ酸イオン)
1.3mg以上
メタ亜ひ酸(HAsO2) 1mg以上
総硫黄(S)[HS+S2O32-+H2Sに対応するもの] 1mg以上
メタほう酸(HBO2) 5mg以上
メタけい酸(H2SiO3) 50mg以上
炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)
(重炭酸そうだ)
340mg以上
ラドン(Rn) 20×10-10 Ci=74Bq以上
ラジウム塩(Raとして) 1×10-8mg以上

可燃性ガス測定

温泉をくみ上げ又はくみ上げようとする全ての事業者は、下記の画像のように可燃性ガスの濃度を検査して、新たに許可申請又は確認申請が必要となります。

温泉分析
温泉分析

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